出版日:2025年9月8日
紹介文
イタリア語を「勉強する」から「使える」に変える ― それが本書『使えるイタリア語入門 ― 日常から旅行まで完全ガイド』の目的です。文法を知っていても、口から言葉が出てこない。旅行先で聞き返されて固まる。そんな初学者のつまずきを、できるだけ少ない負担で越えられるように、本書は「基礎→文法→場面別会話→緊急対応→一歩上の表現」という順番で構成しました。
第1章では、アルファベットと発音を“日本語に近い部分”から押さえ、母音・子音の基本ルール、よく出る単語で耳と口を慣らします。第2章では、名詞と冠詞、形容詞、現在形の動詞活用、主語と述語の一致という「イタリア語の骨格」を整理し、文が作れる状態をつくります。ここで大切なのは、暗記の量よりも「型」を覚えること。型が分かれば、単語を入れ替えるだけで自分の文が増えていきます。
第3章からは日常会話。自己紹介、家族・友人、趣味、仕事と学校といった話題を、短いフレーズと会話例で反復します。さらに第4章ではショッピングと食事。値段、サイズ、注文、会計、そして軽い交渉まで、現地で“本当に必要になる場面”を優先しました。第5章は旅行の核となる移動と宿泊、観光地でのやり取りをまとめ、迷わない・困らないための表現を固めます。第6章では電話とメール、メッセージ。丁寧さとカジュアルさの切り替えを学び、相手との距離感を間違えない文章が書けるようになります。
そして第7章・第8章では、体調不良やトラブルなど、できれば使いたくないけれど「知っているだけで安心が増える」表現を収録しました。最後の第9章では、過去形・未来形、接続法、熟語やことわざに触れ、会話が“教科書的”になりすぎない自然さへ一歩進みます。
本書は、完璧な正しさより「伝わる一言」を重視します。短い文で、確実に言える。聞ける。返せる。その積み重ねが、イタリア語をあなたの道具にします。旅行のために、趣味のために、そして自分の世界を広げるために――この一冊を、最初の相棒として活用してください。
目次
はじめに
第1章: 基礎知識
1.1 イタリア語のアルファベットと発音
1.2 基本挨拶と表現
1.3 数字と数え方
1.4 曜日、月、季節
第2章: 文法の基礎
2.1 名詞と冠詞
2.2 形容詞の使い方
2.3 動詞の基本形と活用(現在形)
2.4 主語と述語の一致
3.1 自己紹介
3.2 家族や友人について話す
3.3 趣味と好きなこと
3.4 仕事と学校について
第4章: ショッピングと食事
4.1 ショッピング用語
4.2 レストランでの会話
4.3 食べ物と飲み物
4.4 値段の交渉
第5章: 旅行と観光
5.1 旅行の準備
5.2 交通手段
5.3 観光地での会話
5.4 宿泊施設での会話
第6章: 電話とメール
6.1 電話のかけ方と受け方
6.2 メールの書き方
6.3 メッセージのやり取り
第7章: 健康と医療
7.1 病院と診療所での会話
7.2 症状の説明
7.3 薬局での会話
第8章: 緊急時の対処
8.1 緊急連絡先と助けを求める
8.2 トラブル時の対応
第9章: 上級文法と表現
9.1 過去形と未来形の使い方
9.2 接続法(Congiuntivo)
9.3 熟語とことわざ
単語集(Glossario)
あとがき